治療計画作成および計画支援
今日の放射線治療の可能性を広げるソフトウェア既存のリニアアクセラレーターのテクノロジーを補完するソリューションを開発してきたブレインラボ社。Automatic Brain Metastasis Planningは、複数のブレインメタを効率よく治療するための治療計画を作成できるアプリケーションです。詳しくは以下のBRAINLAB社JASTRO特設サイトをご参照ください。
Mirada社のWorkflow Boxは受領したCT画像に対してバックグラウンドで自動的に輪郭作成を行うZero-Clickプラットフォームを特徴とする治療計画作成支援ソフトウェアです。事前に機械学習させた部位別モデル(アルゴリズム)による輪郭作成に対応したDLC Expert機能も搭載しています。
Sun Nuclear社のAEDファントムは、RapidCHECK Ver.2.0ソフトウェアと組み合わせることで異なるロッド材質の認識とCT-ED変換テーブル作成を自動化。ヒューマンエラーを起こりにくくしながら、作業の効率化を実現します。
- BRAINLAB社 JASTRO2021マイクロサイトリンク
- Mirada Medical社 Workflow Box 放射線治療計画サポートソフトウェア※
- Mirada Medical社 Mirada RTx放射線治療計画サポートソフトウェア※
- Sun Nuclear社 AEDファントム
- Sun Nuclear社 Rapid CHECK CT評価ファントム用サポートソフトウェア
※医療機器
放射線治療計画支援ソフトウェア Workflow Box
Mirada Medical社のWorkflow Boxは放射線治療計画作成における臓器の輪郭作成を支援するソフトウェアです。
Workflow
BoxはZero-Clickプラットフォームを特長としており、CT撮影装置や治療計画装置から送られてきたCT画像に対し、デフォーマブル・イメージ・レジストレーション(DIR)機能を使ってバックグランドで自動的に輪郭作成を行います。作成された輪郭データもバックグランドで自動的に治療計画装置に転送されるため、ユーザがクリック操作をする必要がありません。
- 自動ATLASベース輪郭作成
デフォルトで搭載されているATLASモデルに基づき、バックグランドで自動で輪郭作成 - 自動再輪郭作成
計画用CT画像上で作成された輪郭に基づき、再撮影CT画像に対して自動で輪郭作成 - DLC Expert
DLCとはDeep Learning Contouringの略。事前に機械学習させた部位別のモデル(アルゴリズム)を用いることにより、自動で輪郭データを作成します。 - お使いの治療計画装置メーカーやモダリティメーカーに関わらず画像データ、輪郭データを取り扱うことができ、治療計画作成の効率化を支援します。
スポンサードセミナー対象製品
- 日本放射線腫瘍学会第34回学術大会 スポンサードセミナー10(SS10)
- AIベース自動輪郭抽出について
- 演者:角谷 倫之 先生
- 東北大学
- 配信日時:2021年11月13日(土)12:10~
- 販売名 : Workflow Box 放射線治療計画支援ソフトウェ
- 医療機器届出番号 : 30200BZX00400000
Q&A
- Workflow Boxは治療計画装置ですか?
- いいえ。Workflow Boxは自動的に臓器の輪郭作成を行う、放射線治療計画支援ソフトウェアです。
- Workflow BoxのDLC Expertは導入後も、ユーザが撮影したCT画像を使って機械学習を継続していくソフトウェアですか?
- いいえ。Workflow Box搭載のDLC Expertは、事前に機械学習したモデル(アルゴリズム)を搭載して輪郭作成を行うもので、画像を取り込む都度に機械学習を継続していく機能はありません。
- Workflow Boxの購入方式について教えてください。
- Workflow Boxはサブスクリプション契約となっており、使用年数に応じた価格設定となっております。
- Workflow Boxの製品デモをしてもらえますか?
- はい。デモをご要望の際には弊社担当営業までお声かけ下さい。
お問い合わせ
本製品に関するお問い合わせはこちらからどうぞCT=相対電子密度変換用 組織模擬ファントム Advanced Electron Densityファントム
CT値から相対電子密度への変換は治療計画装置をお使いいただく上で重要な項目です。
Sun Nuclear社のAdvanced
Electron
Densityファントム(AEDファントム)は、ICRU-44に準拠した組織模擬材質を用いており、放射線治療のための正確なCT=電子密度変換をサポートします。
AEDファントムの各材質ロッドには、材質を識別するための識別子(穴のパターンで材質を識別可能)が含まれており、RapidCHECK
Ver.2.0ソフトウェアと組み合わせることで、ロッド材質の自動識別によるCT-相対電子密度変換テーブルの自動作成が可能です。
ロッド配置の取り違えのようなヒューマンエラーを排除し、効率よくCT=密度変換の業務に対応いたします。
関連動画
Q&A
- 従来のCT-相対電子密度変換用ファントムと異なる特徴はありますか?
- RapidCHECKソフトウェアVer.2.0と組み合わせることで、CT-相対電子密度変換テーブルの自動作成が可能です。またファントム幅が16.5 cmありますので、CBCTやマルチスライスCTにも対応しております。
お問い合わせ
本製品に関するお問い合わせはこちらからどうぞ放射線診断QAファントム用サポートソフトウェア RapidCHECK
RapidCHECKは放射線診断、および治療計画用CT装置に対するQA用ファントムの解析を行うSun
Nuclear製ソフトウェアです。ブラウザベースのプラットフォームとして設計されており、ローカルPC上にインストールして使用します。
対応しているファントムはCT ACR464ファントムおよびAdvanced Electron Densityファントムで、CTの画質評価とCT-電子密度テーブル作成を自動実行することで、ワークフローの効率化に貢献します。
対応ファントム
- CT ACR464 ファントム
- Advanced Electron Densityファントム
特長
- CT AR 464ファントムを用いたスライス厚、解像度、均質性などACR準拠のCT画質評価項目の解析を自動実行します。ACR準拠の解析レポートを提供します。
- Advanced Electron Densityファントムには独自のマーカーが刻印されたロッドが採用されており、マーカー部分のスライスから刻印穴のパターンによりロッド材質を自動認識します。その後HU解析スライスを自動検出して、物理密度変換テーブルおよび電子密度変換テーブルを自動作成します。ロッドの誤認識やROIの誤設定などヒューマンエラーを抑制し、ワークフローを効率化します。
関連動画
Q&A
- RapidCHECKには高機能なワークステーションPCが必要ですか?
- いいえ。標準的なコンピュータへインストールが可能です。
- RapidCHECKが対応しているファントムには何がありますか?
- 現在のVer.2.1ではSun Nuclear社のCT ACR 464ファントムおよびAdvanced Electron Densityファントムに対応しています。Sun Nuclear社ではほかにもCT装置や乳房X線撮影装置など画像診断装置のQAテストに対応した診断QA用ファントムを多くラインアップしており、RapidCHECKの対応ファントムも順次増えていく予定です。